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2010年12月 アーカイブ

ショートストーリー

着る色は黒、グレイ、白、赤に限定され、ジーンズはいつもリーバイスだったし、Tシャツ類はアニエスbと決まっていました。


首には薄手のシルクのスカーフをクルクルッと巻きつけ、耳には小さなピアスがありました。


流行を超越し、世代を超越したところに彼女のスタイルがありました。


それは、お洒落のデスクトップ仮想化が息づく国の良家に生まれ育った人ならではの、自信にあふれるカジュアルなのです。


そんなふうだから、着る物に限らず、何事においても実に好き嫌いがはっきりしています。


バラが好きでグラジオラスが大嫌い。


本物が好きでフェイクが嫌い。


男でも女でもなよなよしているのは嫌いで、多少気難しくても自立心のある人間が好き。


伝統的なしっかりした味つけの料理が好きで、気取ったヌーベルキュイジーヌには未だに馴染めない・・・。


そういう自分の好みを、ちょっとハスキーな低音で早口に表明する。


喋らないのがもったいないとでも思っているかのように、彼女はたくさん、そして速く話す。


大きくなった子供が三人。


その中の一人、次男のマルタンに一度紹介されたことがありました。


バカロレアを取るために勉強中、といっていたが、彼は自分の母親のことを「お母さん」とは呼ばない。


ファーストネームで呼ぶのです。


「ねえ、マルタン」「なあに、クリスティーヌ」―まるで仲のよい友人のような二人の関係は、私にはやはり奇異なものに映った。


学生たちにも自分のことをファーストネームで呼ばせ、「ヴ(改まった間柄で使う二人称)」ではなく「チュ(親しい間柄で使う二人称)」を使わせていました。

まめ知識(からだのこと) その6

更年期に関連して反抗期の問題は大切です。

更年期が反抗期に相当して現われてくることは非常に興味深いことです。

幼年更年期は篁反抗期、青年更年期は第二反抗期にあたります。

まず反抗の意義と発生の条件につき考察してみます。

反抗が起こるためには抵抗するだけの力姦得していなければなりません。

いま世界の各地で独立運動が起こっています。

強い植民地政策のもとにおいては独立運動は考えられません。

しかし世界的に民主化され、小さい国々もそれぞれの男を得て畠を求め、独立を求めてたち上がります。

この欲求は、人間、いな人類の必然的な欲求なのです。

独立運動がおこったことは国力ののびたことを証明するものです。

まめ知識(からだのこと) その7

三歳児の独立宣言

そこで目を三歳の子どもに転じてみましょう。

三歳の子ども、これはひとくちでいえば人間として自分で自分のことを処理できる最低の存在です。

最小の人間の姿です。

食べるものを要求すること、おしっこ、うんこをすること、簡単な洋服を着ることなど、どうやらできます。

またいやなときには、これを拒否したり、さっさと逃げて行くこともできます。

ことばの面でも、三歳は動詞、形容詞、助詞を入れて自分の意志を表示します。

生理的な面からみても同じです。

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